12.マイナーのコード進行
マイナーキーにおいてのコード進行のお話です。
基本的にはメジャーキーと同じ考えです。
ここでは『Aマイナースケール』で話を進めて行きます。
まずは『Aナチュラルマイナースケール』上に出来る「3和音」を考えてみます。
「Am、Bm-5、C、Dm、Em、F、G、」の7個ですが・・・
※ここで重要なポイントがあります。
マイナーキーでの5番目のコードはメジャーコードを使う。
つまり「Aマイナーキー」で言うところの『Em』ではなく『E』を使うという事です。
下は『Em』を『E』に置き換えた表です。
その中で重要なコードは「Am、Dm、E」の3つです。
そして、それぞれのキーにおいてもまとめます。
『Cマイナーキー』
「Cm、Dmm-5、E♭、Fm、G、A♭、B♭」
『C#マイナーキー』
「C#m、D#m-5、E、F#m、G#、A、B」
『Dマイナーキー』
「Dm、Em-5、F、Gm、A、B♭、C」
『D#マイナーキー』
「D#m、Fm-5、F#、G#m、A#、B、C#」
『Eマイナーキー』
「Em、F#m-5、G、Am、B、C、D」
『Fマイナーキー』
「Fm、Gm-5、A♭、B♭m、C、D♭、E♭」
『F#マイナーキー』
「F#m、G#m-5、A、Bm、C#、D、E」
『Gマイナーキー』
「Gm、Am-5、B♭、Cm、D、E♭、F」
『G#マイナーキー』
「G#m、A#m-5、B、C#m、D#、E、F#」
『Aマイナーキー』
「Am、Bm-5、C、Dm、E、F、G」
『B♭マイナーキー』
「B♭m、Cm-5、D♭、E♭m、F、G♭、A♭」
『Bマイナーキー』
「Bm、C#m-5、D、Em、F#、G、A」
さらにローマ数字で置き換えます。
「Im」、「IIm-5」、「III」、「IVm」、「V」、「VI」、「VII」
つづく