8.音を付け足す
前回までに3つの音のコードは全てマスターできました。
ここから先は、それらのコードに何を付け足すかという話になります。
先に3つのパターン紹介してしまいます。
9個目の音を足したパターン。
10個目の音を足したパターン。
11個目の音を足したパターン。
の3つです。
それではひとつずつ確認していきましょう。
まずは9個目の音を足したパターンです。
これは「C6」『シー・シックス』というコードになります。このように9個目の音を足したコードが「○6」というコードになります。例によって6というのは「C、D、E、F、G、A」の6番目のAの音を付け足す、という意味の6ですが、順番に数えて9個目と覚えた方が確実なのでそう覚えて下さい。そう覚えることによって基本の音が変わっても間違えることが無くなるからです。
次に10個目の音を足したパターンに入ります。
これは「C7」『シー・セブンス』というコードになります。このように10個目の音を足したコードが「○7」というコードになります。
次、行っちゃいます。11個目の音を足したパターンです。
これは「CM7」『シー・メジャーセブンス』というコードになります。このように11個目の音を足したコードが「○M7」というコードになります。
おやっ?同じ7でもちょっと違うんですね?
そうなんです。ここが覚えにくい所なんです。が、基本の音から10個目と11個目で覚えておけば間違いないのです。なのでこの覚え方を推奨しているのです。
まとめ。
「○6」9個目の音を足す。『○・シックス』
「○7」10個目の音を足す。『○・セブンス』
「○M7」11個目の音を足す。『○・メジャーセブンス』
※表記に関しまして、「○M7」の7を省略して「○M」と書く場合もあります。