3.真ん中の音が変化するパターン
あなたは基本となる12個のコードをマスターしましたよね。
すべてはここから始まるんです。これから出てくる様々なコードというのは、基本となるコードの一部が変化しただけのものなのです。
ここでは真ん中の音が変化するパターンについて紹介します。
まずは真ん中の音を1つ下げてみましょう。つまりは基本の音と4個目と7個目だったものを基本の音と3個目と7個目にしてみましょうという訳です。
Cを基本の音として確認してみましょう。基本の音のCと3個目のE♭と7個目のGですね。
これが「Cm」というコードです。
この基本の音のと3個目と7個目のパターンの場合は後ろに「m」というのをつける決まりになっておりまして「○m」という表記になります。
ちなみに「m」は『マイナー』と読みます。
「Cm」は『シー・マイナー』と読みます。
念のためもう一つ「C#m」というコードを紹介しましょう。
基本の音のC#と3個目のEと7個目のG#です。
それでは「Em」というコードはどうなるでしょう?「D#m」は?「A♭m」は?
つまりは「○m」というのは基本の音のと3個目と7個目。これで、あなたはさらに12個のコードをマスターした事になるんです。
ここまでで早くも24個のコードをマスター出来ましたね。
「○」と「○m」。これら24個のコードは非常に重要ですのでもう一度おさらいしておきます。
「○」というコードは基本の音と4個目と7個目。
「○m」というコードは基本の音のと3個目と7個目です。