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 一夜漬け 音楽理論

6.右の音が変化するパターン

前回までは真ん中の音が変化するパターンのお話でしたが、今回は右の音が変化するパターンについてお話していきます。

まずは「C」のコードの右の音を一つ上げてみましょう。GがG#になりますね。するとこれは「Caug」『シー・オーギュメント』というコードになります。
caug.gif

表記方法の違いとして「○aug」の他に「○+5」や「○(#5)」等と書く場合がありますが、意味は全く同じです。この場合は『シャープファイブ』と読んだりもします。
ここでの5というのも本来は「C、D、E、F、」の5番目のGが#しているよ、なんて意味合いからなんですが、そんな事はいったん忘れてとりあえずは「○」と「○aug」の違いを良く理解してください。


さて今度は、右の音を一つ下げてみましょう。と、なるのは当然ですよね?

では下げてみましょう。今度はGがG♭になってます。これは「Calt」『シー・アルタード』というコードです。
calt.gif

表記方法として他に「○-5」や「○(♭5)」等があります。こちらは『フラットファイブ』と読みます。

このようにコードというのは表記方法がいろいろあるんです。何が出てくるか分かりませんので全て覚えなくてはなりません。

しかし、よく使われる表記としては「○aug」と「○+5」。「○-5」や「○(♭5)」がよく用いられますので重点的に覚えましょう。
ここでは覚えやすいように「○+5」と「○-5」に統一して話を進めていきます。


以上で右の音が変化するパターンは終了です。
ここでいったんまとめます。右の音が変化するパターンとしては『一つ上げるパターン』と『一つ下げるパターン』の2つのみです。

7個目の音8個目に移動「○aug」「○+5」「○(#5)」
7個目の音6個目に移動「○alt」「○-5」「○(♭5)」

c.gif

caug.gif

calt.gif

覚えられましたか?