音楽コードがたった1日で覚えられるサイトです 
 一夜漬け 音楽理論

2.ナチュラルマイナースケール

さてここからは『マイナースケール』のお話です。
実はマイナースケールというのは3種類あるのですが、ここではそのうちの重要な2つを紹介して行きます。


まずは『ナチュラルマイナースケール』です。
というわけで、『Cナチュラルマイナースケール』を紹介します。
s_cmn.gif
間隔をよく見て下さい。「C」から始まって間隔が「2、1、2、2、1、2、2」です。
このように間隔が「2、1、2、2、1、2、2」になっているスケールを『ナチュラルマイナースケール』と言います。

『メジャースケール』よりも暗く感じますでしょうか?


では次に『Aナチュラルマイナースケール』を見てみましょう。
s_amn.gif
「A」から始まって間隔が「2、1、2、2、1、2、2」です。

気がつくとは思いますが、使用している音は『Cメジャースケール』と同じです。

しかし、『Cメジャースケール』は「C」から始まり「C」で終わり、『Aナチュラルマイナースケール』は「A」から始まり「A」で終わる、という事を意識して下さい。

とにかく『ナチュラルマイナースケール』というのは間隔が「2、1、2、2、1、2、2」なのです。

それでは最後にもう一つ、『Eナチュラルマイナースケール』を紹介します。
s_emn.gif
「E」から始まって間隔が「2、1、2、2、1、2、2」です。

そして『Eナチュラルマイナースケール』というのは、使用している音が『Gメジャースケール』と一緒なのです。
s_g.gif

このように、『メジャースケール』と『ナチュラルマイナースケール』は「使用している音が同じもの」が1つずつありますので、その対応をまとめておきます。

メジャースケール ナチュラルマイナースケール

C#D♭

D#E♭


F#G♭

G#A♭

A#B♭

A#B♭


C#D♭

D#E♭


F#G♭

G#A♭

よく見比べながら1つずつ確認してみてください。