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 一夜漬け 音楽理論

7.進行においての規則

ここからはコード進行においての重要なポイントです。規則がいくつかありますので覚えておいて下さい。

・『T』は「I」「VIm」のどちらでも使える。
・『D』は「V」のみ使える。
・『S』は「IV」「IIm」のどちらでも使える。

・「IIm」は「V」にしか進めない。
・「IV」から「VIm」へは進めない。

・ 元のコードから代理コードへは進めるが、代理コードから元のコードへは進めない。
つまり「I」→「VIm」はOKだが「VIm」→「I」はNG。
その際、「I」→「VIm」で一つの『T』と考える。
同様に「IV」→「IIm」はOKだが「IIm」→「IV」はNG。
「IV」→「IIm」で一つの『S』と考える。

・ 曲の最初と最後は「I」が望ましい。


以上がその規則です。
つまりは、この規則さえ守ればあとは好きなように進行して良いのです。

しかし、いっぱいあってごちゃごちゃしますよね?
分かりやすくするために、どのコードからどのコードへ進む事ができるのかという観点でまとめてみますと、

・「I」は「IIm」「IV」「V」「VIm」の全てのコードに進める。
・「IIm」は「V」にしか進めない。
・「IV」は「I」か「IIm」か「V」に進める。
・「V」は「I」か「VIm」に進める。
・「VIm」は「IIm」か「IV」か「V」に進める。


というような感じになります。
これを『Cメジャーキー』で説明しますと、

・「C」は「Dm」「F」「G」「Am」の全てのコードに進める。
・「Dm」は「G」にしか進めない。
・「F」は「C」か「Dm」か「G」に進める。
・「G」は「C」か「Am」に進める。
・「Am」は「Dm」か「F」か「G」に進める。

となります。